2018/07/17
今年の夏は梅雨明けから35℃以上を越す酷暑の日が続いています。
昨日のニュースでは近畿地方だけで240人もの熱中症の症状を訴える患者が搬送されたとの事でした。
私も高校時代に部活中 熱中症になりとても怖かったのを今でも思い出します。
またトレーナーとして活動している柔道やスポーツの現場でも何度もこのような選手を見かけて救急搬送させたこともあります。
そんな熱中症にも分類があり、分類によって症状は異なります。熱中症には4つの状態に分かれ、熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病に別れます。
この中で一番怖いのは日射病です。症状としては、体温が以上に高く、声かけの反応も鈍く、全身が真っ赤になり、汗を全くかかないという状態になります。 汗を全くかかないということは体温調節機能が停止して体内の水分が汗をかけないくらい低下していることを表します。
この場合は命に関わりすぐに救急車を呼んで早急に処置してもらう必要があります。もしその状態の人を見たら
1、日陰や風通しの良い場所に移動する2、上向きで寝かせて足を高く上げる
3、衣類を緩めて呼吸しやすくする。4、水分が取れそうであれば経口補水液などを含ませる。
5、水を霧状にしながら身体にかけ団扇などで仰ぐ。6、脇や首筋など動脈が通る場所を氷で冷やす
このような状態にして救急車を待ちましょう! もし熱中症を疑う人を見たら早急に声をかけて被害の拡大を食い止めてあげてください。