2019/05/01
ケア倶楽部誠
院長柏原です🤓
ギックリ腰や腰痛を引き起こす原因の一つとして
【荷物を持ち動作】の負担や衝撃があります。
私は特に介護施設で働いていた時の経験で
利用者様をベッドと車椅子の間を移乗させる時に腰へ大きな負担が掛かります。
荷物を持ち上げる時に腰にかかる衝撃がどれくらいかご存知でしょうか?
実は20kgの荷物を持ち上げるのに340kgの負担が腰の関節に乗し掛かります。
これは持ち上げ方によっても変化しますが
この負担が1日の内や年間を通して何度も行うと考えると腰への影響は多大なものになります。
このように物を持ち上げる仕事や機会が多いことにより腰痛に悩まれている方が多いです。
腰に負担をかけない持ち上げ方としては
①しっかりと足を左右前後に開き身体のバランスを安定させます。
②膝を曲げ腰を落とすことで荷物と自分の身体との距離を詰めます。
③荷物の底を持ち自分の胸に近づけます。
④そのまま膝を伸ばし立ち上がる。
この動きは荷物を持ち上げる時だけでなく
お子さんを抱っこしたり、介護で高齢者を移乗させる時にも役立ちます。
荷物を持ち上げる時はどうしても面倒くさいので腰を落とす事を怠ってしまいますが
ケガや腰痛を予防するためにもしっかり腰を落として荷物を持ち上げましょう。