2018/08/09
睡眠の質を左右するホルモン「メラトニン」
メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれる脳内で分泌されるホルモンのひとつで、夜 暗くになると分泌量が多くなることで眠気を感じさせる役割を果たしています。
メラトニンは抗酸化作用が強いことから寝ている間にその人の美容に効果もあるといわれています。 メラトニンは肉や魚、大豆製品などを中心としたタンパク質を摂り込むと、腸内でビタミンの作用を得てセロトニンとなり、そのセロトニンをもとにしてメラトニンが生成されるのです。取り入れた栄養素を効率よく吸収させるためには少しでも多くビタミンを摂取することが効果的ですが、ビタミンを多く含む野菜や果物、またはサプリメントをいくら多く口にしても腸内環境の状態が悪ければビタミンの吸収量が著しく減ってしまいます。つまり睡眠の質を左右するメラトニンをたくさん生成するためには整った腸内環境が欠かせないのです。腸内環境を整えるためには乳酸菌やオリゴ糖を含む製品やサプリメントを取ったり、白湯や腹部を温めるなど腸を冷やさないようにすることが重要です。皆さんも快適な眠りのためにも、腸を整えてメラトニンを作りやすい環境を作りませんか?